避妊の方法

自分と生まれ子供の人生を守るために妥当な避妊を行ったことが大切です。正しい知識を身につけて、常に正確に避妊を実行できます。ここでは、避妊の方法を簡単に紹介します。

●コンドーム
コンドーム法は、確かに一番多く用いられている避妊法です。一般的に簡便な避妊方法で知られていますが、薄いゴムでできているカバーのようなものです。男性が使用するもので、男性のペニスに装着して男性が射精しても精子はコンドームの中に溜まり、女性の膣内には浸入しません。簡単に言えば、精子が腟内にこぼれないようにする方法です。コンドームには避妊以外に性行為感染症を予防できるメリットもあります。価格が安価で使い方が簡便であり性感染症の予防にもなるという点がメリットですが、使用法が間違っていると確実な避妊にはなりません。

●基礎体温
女性の基礎体温は、一般的に低温期と高温期にわかれています。 排卵を境に多くは低温期から高温期に、月経を境に高温期から低温期に移ります。このリズムを利用し排卵の時期を知ることで、この時期の性交を控えて避妊します。排卵日がわかれば翌々日からは妊娠の可能性はなくなりますが、基礎体温を計っていても排卵日を確実に見つけることは困難です。また、体調に左右されやすいので注意が必要です。あくまで補助的な方法と考えて下さい。ほかの避妊法も一緒に使うことを考えてみましょう。

●子宮内避妊器具(IUD)
子宮内避妊器具(IUD)は避妊の目的で子宮内に装着する受精・着床を防ぐ器具のことです。IUDの避妊機序として精子の移送・受精・着床阻害作用などがあげられます。さらに銅付加IUDは、精子の運動性を抑える、また、精子と卵子の受精を妨げる働きもあり、高い避妊効果を発揮します。一度、装着すれば、2、3年は効果がある。出産経験のある女性に適した避妊で、長期の避妊を望む女性に適しています。

●ペッサリー
膣内に子宮口を覆うように丸いゴムキャップを装着して、精子が子宮に入らないようにするもの。性行為前に女性が装着する。産婦人科医や受胎調節実地指導員である助産師・保健師・看護師がいる施設を訪ねて、自分に合ったサイズを選んでもらい、指導を受ける必要がある。

●ピル
手軽的な避妊方法として、低用量ピルを選ぶ女性がどんどん増えています。ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2つの女性ホルモンが含まれています。毎日飲むことで脳下垂体に作用して、ホルモンの分泌を調節し、排卵や受精卵の着床などを防ぐ作用があります。その他に、子宮内膜を受精卵が着床しにくい状態にしたり、子宮経管粘液から分泌され、精子を進入しにくくします。毎日飲まなければいけない、保険適用外なので薬代がかかる、と言うデメリットもあります。そして長い間に服用すると、吐き気、不正出血、倦怠感、頭痛などの副作用が出ています。