緊急避妊薬ノルレボについて

ノルレボとは、日本で初めて正式に認められた緊急避妊薬で、2011年2月23日に承認、同年5月24日にあすか製薬が販売された。ノルレボの安全性・有効性は国際的にも認められ、WHO(世界保健機構)では緊急避妊の必須薬(エンシャルドラッグ)にも指定しています。
ノルレボは、女性の排卵前や後服用によって、排卵を遅らせたり、受精卵が子宮に着床するのを阻害することによって、妊娠を防ぐと考えられています。
他の避妊方法、ヤッペ法などと比べると吐き気・嘔吐などの副作用も格段に少なく、1回の服用で済むので、非常に簡便で、効果・安全性ともに優れた方法です。

ノルレボの成分
ノルレボの有効成分は、レボノルゲストレルで、LNG (LNG法)ともよばれています。レボノルゲストレルは女性ホルモンの一種「黄体ホルモン」であり、主に排卵を抑制することで受精を防ぐ、子宮内膜の増殖を防ぐことで受精した場合も定着しにくくする(着床阻害)効果があります。
他にはトリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユという低用量ピル(ヤッペ法)にも含まれる成分が配合しています。

ノルレボの避妊率
ノルレボを使って、緊急避妊という、事後避妊の手段がもっと前からあるのはご存じのかたもいるかもしれませんが、これは国が認めた公式な方法ではありませんでした。
気になる避妊の成功率の面では、ノルレボは、以前の中用量ピルを多く飲むヤッペ法よりも妊娠を防ぐ効果が高いとされています。
LNG法(976例)とヤッペ法(979例)による妊娠率を比べた試験で、LNG法が1.1%、ヤッペ法が3.2%という数値が残っています。薬を2回に分けて服用するヤッペ法に比べ、1回の服用で済むLNG法は、飲み間違いや飲み忘れがなく、正しく緊急避妊ができると言えそうです。
ノルレボを服用したからといって100%避妊に成功するわけではありません。あすか製薬が国内臨床試験を行い、発表した妊娠診阻止率は81%となっています。

ノルレボの副作用
副作用の面では国内第Ⅲ相臨床試験において、総症例65例中47例(72.3%)に副作用が認められました。リスク高くと思われますが、ノルレボ錠を使うLNG法の方が、ヤッペ法より、副作用が少なく、安全性高いです。
主な副作用は、消退出血30例(46.2%)、不正子宮出血9例(13.8%)、頭痛8例(12.3%)、悪心6例(9.2%)、倦怠感5例(7.7%)、傾眠4例(6.2%)、等でした。副作用のなかでも、特に吐き気や嘔吐、気持ちが悪くなるといった症状が少ないのがLNG法の特徴です。
やはり中用量ピルを使うヤッペ法では、摂取するホルモン量が多いため、吐き気や嘔吐といった副作用が起こる確率があがります。
ノルレボの副作用によって吐き気を感じ、そのまま嘔吐してしまった場合、避妊に失敗してしまうことがあります。ノルレボの成分が吸収されるまでの数時間のうちに、嘔吐してしまった場合は注意が必要です。同様に、下痢による排出が避妊失敗の原因となることもあります。

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